FILMUSIC!所感

初めて一周聞き終わったときに、
あれ、これ新譜だよね???(笑)
ってなるくらい、シングル曲が多かったせいで、
アルバム単体だと、思ったより
FILM(映画)コラボ感が薄かったかなぁ。。。


YouTubeとのプロモーションと合わせて楽しんでね、
という暗黙の圧力を感じざるを得ないけど、
演技お仕事オフシーズンだったメンバー4人のFILMっていうのも、
(そもそも7人でリリースしているところも・・・)
15周年の冠背負ったリリースのプロモーションとしては、
看板がおもすぎたのでは・・・?


Fate of Destinyも本当はシングルで切りたかったはず
(PVとってるし)なのは、
いろんなタイミングが合わなかったからって
わかっているんだけど、理解もしたいんだけど、
それこそが彼らが背負った運命だからっていうこともわかってる。
いろんな場面で、持ってないんだよー・・・。


ところで、Fate of Destinyは
この位置じゃなかったと思ってます(ゲラ)
業務スーパーマンのBPMを引きずってしまって、
サビの展開のときに、え、この曲、
こんなにテンポゆっくりだったっけ?!って
毎回新鮮に、違和感を感じる(笑)


さて、話は戻って、
裏Fabの最終公演の幕引きができなかったこともあって、
私は前のツアーを未消化のまま、今ツアーが幕を明けることに
まだ少しモヤモヤしていて、このアルバムを聞いて払拭できるかな?
って思ってたけど。だめだった。


切り替えて違うことに気持ちを向けよう。
とにかく、いのおくんがかっこいい。


そんな消化不良の人が私以外にもいるかどうかはわからないけど、
JUMPは優しいから、つい、いらない気配りをすることがあると思う。
今回、懸念しているのは、
前のツアーの未消化さを、引きずること。


いのおくんは、裏fabで
最後の有観客ライブが2019年の「Parade」のツアーだったから、
当時来た人が2年前を思い出してくれたらなと思って。
と、前ストーリーからの連動をイメージして
パレードがはじまるを含めたって言ってたのは、
それは私がたまたま、いのおくんが大好きで、
パレードがはじまるが大好きだから
そのストーリー性に連動のイメージをプラスに持つことができたけど、
どうか。
もしかしたら、裏fabを見られることができなかった人が
いるかもしれないから、今回のツアーに前アルバム曲を含めた。
っていうことは、起こってほしくないなって思ってる。


今回のライブツアーの尺を大事に大切にしてほしい。


だから、旧譜からの好きな曲アンケートに対しても違和感を抱いているし、
Fab(表)で、3日間、セットリストが異なったことをやったことに対しても
一つのツアーで同じクオリティを届けてほしいと思っているのは
ずっと前から私は感じて居続けているから。


なんだかもう始まる前からモヤモヤしっぱなし。
じゃぁ、見んな!と言われたらそれまでだけど、
時々このモヤモヤを払拭できないものを
咀嚼しなければいけないことも多いので、
最近はちょっと疲れてきている(笑)


ーーー以下から、今回アルバムパンフのネタバレありますーーー


だけどいのおくんが「僕らはまだ「時代の曲」を生み出せてないこと。」
って、コンサートパンフレット内で語っていたのを見て、
改めて、ああ、戦い続けてくれているんだ。
戦うことに、意欲を失っていないんだ。
って当たり前なことに、改めて気付かされて、
ホッとしたというか、ここまでの疲れが
ちょっと吹き飛んだんだよね。


今回ボーナス・トラックが2曲収録されていて、
一曲が「人力飛行機」、
これに対しては別に言いたいことがあるけど、
一旦のみこんで(笑)「You are almost there」って
どういう意味なんだろう?って思って、
もうすぐそこ、もう着くっていう意味で、
プラスにも受け取れるけど、
未だたどり着けていない、戦い続けている人っていうことでもあるよね。


一方でもう一曲が「Get Out Of My House」だけど、
これも、歌詞を聞いていくと誰かと戦ってるんですよね(笑)
聞いている限り、戦っている相手は具体的に出てこないんだけど、
どうやら、誰からいくか?っていうフレーズがある様子から、
実はJUMP全員で戦ってる???って解釈ができるかな、って思って。


そう思ったら、いのおくんが
「僕らはまだ「時代の曲」を生み出せてないこと。」に対して
戦い続けてその答えを導きながら
毎度難産しながら、アルバムをリリースしてくれていること自体
諦めないで戦い続けてくれていること自体が、めちゃくちゃ奇跡やん。。。
って思えてきて、ちょっとホロリしました(アラフォーなので涙もろい)
長く続くコロナ禍の中の厳しいエンタメ業界っていう構図も見えながらで、
妙にエモい感情になってしまった。


でも、申し訳ないながら、
伊達に長く生きているわけじゃなくて、
どうしても振るいにかかって
心に響かない要素がいくつかあるよ(苦笑)
申し訳ないけど、聞けていない音がある。
それについては、深く取り上げないことにしておくね(笑)


あと、今回のアルバムについてもう一つ反省点は、
ネタに走りすぎた感はあるなー(苦笑)
正直、Get Out Of My Houseだけでお腹いっぱいなのに、
Y2Kや、漢花火、業務スーパーマンとか、、、ね。
サウンドはどれも大好きなんだよ。


Y2Kってミレニアムの頃のことだよね・・・?
15周年だから、平成時代のヘッドライナーみたいな
出来事を並べた曲なのかな・・・?
長い目で見れば同じくらいの時代かもしれないけど
正直、リアルにそのムーブにいた私達にとっては、
Y2Kと彼らが走り出した2007年以降って
全然別もんなんだよな(笑)


と、まぁ、実はParadeも、Fabも
どちらが出たときも、コンセプチュアルすぎると、
ツアーでの表現がむずいんじゃないか?
と都度心配をしていたけど、なんとなく丸く収まってるから、
老婆心なんだろうけど(笑)


とにかく、今回のアルバムを一通り聞いて思ったことは
サウンドが強いので、あんまり演出とか気にしないで、
力づくで勢いで通せば、いい感じに仕上がりそう。
ライブ映えはしそう、と期待はしています。


百度参りではないですが、
時間ができる度に近所の神社に出向き、
メンバー並びに、私や一緒にコンサートに行く友達、
私の家族、その友達などがどうか健康に期間を過ごせるように
と、詣でています(笑)
本当に無事、幕よ開け・・・!!!