立ち寄る店々、

ショーウインドーに

スタッフ募集のチラシ。

いっそ、会社なんかやめちまって

代官山とかオサレな街のショップに勤めたい。

って思った。


5年位あってなかった

親戚のおばあちゃんが

無邪気に、あたしに

「仕事、たのしい?」

って聞いた。

基本、嘘つけないタイプだけど

ここでホントのこといったら

いま、なんとか立ってる自分の

何かが崩れるような気がして、

懸命に言葉を捜して、

「しんどいよ、まいんち、残業」

って、頭ぽりぽりしてゴマかした。

こぶしだいの石ころのんだきぶん。

窒息しそうだった。


楽しくない仕事を自分に課すことは

何かを生みますか?

人生の先輩、たすけて。


プチ同窓会で、

前職場にプラリ立ち寄ると、

かわらないようで

かわったみんながいて

なんだか、泣けてきた。

バックヤードで少し泣いた。

バイトを続けながら、

みんな、みんなの道を探して

色んな大人に会いに行ってるって。

早めに学生生活を切り上げた自分にとって

あの職場で過ごしたみんなが、

同級生の仲間達って感覚なんだろうなー・・・。

だから、今日、あんなに

過ぎ去った時間が愛しかったんだと思う。

がんばれ、愛しいみんな!


代官山のBonjour Records

ナンヤカ話題の盤を試聴したり、

オサレな店内をブラブラしながら、

なんとなく日本のそれたちとは違う色合い、

風味で魅せるジャケットを次々と覗き込んでゆくだけで

なんだかテンションが上がってくるっつー、あれ。

トモダチのブログや、松田氏のブログでレコメンされてた子達

まとめてつれて帰ってこようと思ったのに

財布がNO!!!って叫んで、ダメだった・・・。悲しい。


ドメスティックな映画や音楽にシンクロするだけじゃなくて、

もっと開けてゆきたい今日この頃。


お隣に着工からまだ7日しかたってない小さな家が建つ。

まるで積み木細工のよに、

時に激しく物音を立てる他は、

静かに静かに、成長を続けてる。

おかげで、我が家は日に日に日当たりが悪くなってゆく

これまでだったら、この部屋もまだ薄明かりがこぼれてる頃なのに。

お向かいに立ってるガラス張りの高層ビルが、

見事な夕焼けを反射して部屋に光を差し込ませる

あの幻想的な光景も、ついにこの部屋から見られなくなるのかと思うと

新しい住みかを、探したくなったりならなかったり、と。


中央線沿線あるいは、

文京区とか、千代田区とかに、住みたいな。