富士登頂記

id:hiroshift_future さん企画の富士登山

隊長の友人知人が集まり24人の大パーティーでしたが、

全員で登頂に成功!

お盆時期とぶつかり大変な混雑でしたが、

ゆっくり登ることができるので初心者の私にはちょうど良かったです。


昼に東京を出発し、夕方、5合目について、

2時間ほど高地の空気に体をならしてから

20時過ぎに登山開始。

6号目ですでにもう大分へばってた私に、

7合目、ついに体のむくみと頭痛が少しずつやってきて、

どうしようどうしようどうしようの脳内パニックで

すっかり呼吸も乱れて、おまけに足の筋力が既に限界に近い状態で

本当に登頂できるの・・・???と大変不安でした。

すると、私のザックを背負ってくださる方、

岩場を私の手を引っ張ってくださる方、背中を押してくださる方

23名の見事なサポートで、富士登頂を成し遂げられた自分が居ることを、

一生忘れないと思います。

登山中の天候はほとんど曇り空。

雲の中に入ると細かい水の粒子でびしょぬれ。

時折垣間見える星空にとびきり流れ星が見え、

一同が感嘆の声をあげる一幕があったかと思えば

ザザーっと音をたてて雨がふったり。

何より肝心のご来光を拝むシーンでは

最も天候状態が悪く、数m先の視界ゼロの深い霧。

おまけに強風が私たちの下山の頃まで吹き続けたという。


登頂に感激したのもつかの間、

手足の汗が強い風に吹かれて、体中を凍えさせ始め、

手足がしびれて、立ち上がれなくなってしまい、

もう、どうしたらいいのかわからないパニックで

泣きじゃくってしまいましたとさ(苦笑)

女子達に抱きしめられてあっためてもらって、

須走下山道をすすんでゆくうちにパニックも治まり、

つらいつらい下山道も無事に5合目まで下ることができました!

そうだ、無事じゃなかった(笑)

須走下山道がなんと、9合目から6合目手前までお手洗いがなくて、

本当に本当につらかったです(苦笑)

私の周りでも、富士登山にあこがれを持つ方々が数名おられますが、

それらの皆様一同に申し上げたいことは、

とにかく深呼吸を意識することと、

空腹とのどの渇きをマメに潤そうということと、

下りの須走攻略として、安くてもいいので必ずストックを持ってゆこう、

それからトイレには気をつけてね(☆)という点を念押して、

来年以降がんばってね☆と伝えることにしようと思います。