Bunkamura ザ・ミュージアム

レオ・レオニ絵本のしごと


眠たそうな目のネズミの行進。

本当にかわいくてかわいくて


仕事部屋に、ネズミの切り絵に使うパーツを

いくつもストックしていたというエピソードがかわいい。


どうやら私は気づけば昔から葉っぱのモチーフが好きで、

学校の課題などでそれらのモチーフを元に作品を残していることに

今日、彼の作品を見ていて気がついた。

彼の描くネズミや、ワニなどが

瑞々しく生き生きとしている世界には、

緑や海の青が必ずとなりにあって。

それで初めて彼の作風が出来上がっているような気がした。


同じカタチの羅列を見ると、

心が安らぐときはないか?


ゴム判を使った、葉っぱモチーフの絵は、

一つ一つが色々な色を持っているけれど、

カタチは全部一緒。

なんだか、ほっとする。

小さい頃、ありんこの行列をいつまでも眺めていられたかのような

そんな感覚だろうか。


初期の作品の中に、ネズミのフレデリックが、

来る冬にむけての支度をせずに、

一見怠けている様に見えて、

実は、様々な色を取り込んで、

色彩の無い冬に、彼らの仲間へその色を分け与えるための

動作をしていたというのだ。

仲間が思い描く素敵な色。

赤、緑、紫、青、黄色の五色がまあるく、

彼らの頭上の吹き出しに描かれている絵は、

彼ら5人を思い起こさせた(笑)


ふと思い出したのだけど、

色のコトで少し印象的だった出来事を

今回絵を見ながら思い出してくすくすしてしまったので、

書き留めておく。


あれはコンサートの打ち上げ風景とかだっただろうか。

彼らに、お祝いの花束がおくられたのだけど、

それぞれの色に合わせた花束がおくられたのに、

青の彼だけ、数少ない青色の花に、

白い花を添えられておくられていたことを思い出した。

花については明るくないので何とも言えないけれど、

人類はつい最近やっとバラの色を青くする技術を得たと言うくらいだから、

青い色の花が育つことは難しいのだろうか、

なんてコトをふと考えたことをメモ的に記しておく。


展示を見た後は、友人の職場の催事が

東急本店に出店しているとのことで、

アサイーボウルという、

何やら海外のセレブが食べるような、

シリアルと、アサイーと、ヨーグルトの軽食をいただいてきた。

んーーー毎朝食べたい。

明日食べたい。

学芸大エンポリオへゆこう!


その後は自由が丘の美容室へ行って、毛先を整えてもらった。

次回行くかどうかは、むーん、微妙なとこ。