長く揺れてた

その間中、見慣れた街が瓦礫であふれる白昼夢みとりました


朝ご飯に、いんちきくさい満月みたいな色の

ホットケーキを焼いて食べました

さめきったウインナー

いったんは熱で膨張した外皮が、

したがってシワクチャになってゆく姿は

まるで人間が老け込んでいく姿そのままだと思ったけど、

口に運んでみたらウインナーはおいしくて、

なるほど、

おじいちゃんおばあちゃん

おじさんおばさん

にいさんねえさん


わたしときみ、


時を経ても

みんなみんな

ステキであれるんだなと思いました


明日で51歳になる母は

ここ急に小さくしぼんできていて

前にできたことができなくなってきていた、ここ最近

そんなすがたを見てることしかできない自分が

歯がゆいし、むな苦しいよ