2013年ライブ初めは、宮内優里くんとSiNのライブでした。

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@O-NEST


最近ライブで聞いてないな、meole_

優しく優しく繰り返される音の数々が

寄せては返す波のよう。


写真は、優里くんとSiNのアルバムManetから、My Imaginary Biography。

ぽこぽこぽこと生まれてくるような風船に、大人げなくはしゃいでしまった。

SiNのお二人のハイトーンなのに、少ししゃがれた、

声のハーモニーが面白くて楽しくて、終始にこやかなライブに大満足。


ライブの予定が立て続いて、

代官山の晴れたら空に豆まいてへ初めて行きました。


そういえば、今年、恵方巻きならぬ

恵方ロールケーキはしたけれど、

豆まきしてないや。

豆まいてだけど、ビール撒かれてしまって、

呆然としてしまったけど、周りにいた大人の方々に助けられた。


すこしほうけながら始まった久しぶりのL.E.Dのライブ。

小さな小さなハコだからなおさらなのか、

体だけでなく私を取り巻く空気やライブハウスの壁までも

ジジジジジと音を立てて共鳴するほどの轟音。

この夜のライブで、ある夜のコトを思い出した。

風邪をひいても滅多に熱が出ない体質なのだけど、

あの夜は、ずいぶん高い熱が出て。

体がだるくてだるくて、ずいぶん早い夜から布団に伏していたんだと思う。

まるで宇宙のような圧倒的な沈黙の中、

(宇宙に行ったこと無いから、きっと想像と仮定)

急に耳の奥で、ピアノの聞いた事も無いような派手派手しい旋律が響き始めた。

それこそ轟音。

熱でボーっとした頭と体で身動きもとれず、金縛りのような。

でも、いたって気持ちは穏やかで、無に近い境地。


頭ん中が空っぽになる。

脳みその中身が、

ところてんのように

音楽で押し出されて、

澄んだ音で満たされた。


そんな感覚。


続く、Jimanica bandは昨年発売のTorsoからの楽曲中心。

Killersという、その名もふさわしいキラーチューンを初め、

目が覚めるような、今にも視覚的に、音の粒として見えてきそうな

jimanicaさんのドラムの音と。

ツインドラムの方はなんと女性なのに、

その迫力は、jimanicaさんに負けず劣らずで。

二人のユニゾンの太鼓の叩き合いの迫力といったら。


途中、jimanicaさんがスティックをおいて、

両手叩いて踊りだしてしまうシーンもあったりで、

とても楽しい夜でした。


そしてこの夜を飾ったもう一人のアーティスト。

ラウンジDJをつとめられたcokiyuさん。

いつも聞いている曲流せばいいよね!

とおっしゃってたけれど、この夜を彩ったBGMは

どれもリズムのある少し辛口のかっこいい選曲ばかり。

そのギャップについては、jimanicaさんからも

エグカワイイと評されるほど(笑)


素敵な夜でした。


最近夜に、春を感じる。

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