2012-10-19

都立写真美術館へ映画をみに。

担当の美容師さんからオススメされて、

こういうの好きそうだからって。

ドキュメンタリー映画好き。


スケッチ・オブ・ミャーク


沖縄県宮古島には、

沖縄民謡とはまた違う流れをくんだ、

特に、村人たちが信仰を行う場、

御嶽(うたき)と呼ばれる場所で

神を讃える歌を

数百、数千余の時代を越え

歌い続けられてきた古謡があった。

神事、または、日々の生活の中で、

口伝で受け継がれているが、

今日、その継承する場や神事が廃れてきているのが現状。


楽家久保田真琴さんが、

一曲の古謡を聞き、

実際に宮古島に足を運び、

その古謡にのめり込んでゆき

この唄をなくしてはならないと、この映画が製作された。


沖縄のオジィ、オバァ、そして子供までが、

生き生きと唄をうたう様をみると

不思議とこちらまで活力をもらえるような気分になる。

喜び、悲しみ、怒りなどの情景を

思い起こさせるからだとおもう。

つらい農仕事、水場の家事、

女性たちが集って唄って、楽しさに反転させていたと聞いて

女性のパワー、計り知れないと

これから新しいことを始めなければいけない自分に

少し勇気が湧いた。