インフルエンザからくる体力低下によって、

めまいを起こしながらも一週間ぶりに職場復帰したその日に

あの地震は起きた。

机の中でへたり込んで、腰を抜かしていると、

同い年の女の子が、ほら!と行って肩を抱いて、

ビルの外へと導いてくれた。

母性って。

女性って本当に強くてしなやかだよなあ、と思う。


被災地の一日も早い復興と、会いたい人に一人でも多くの人があえますように、

お祈り申し上げております。


余震や社会情勢、原発の事故などの数々の不安を抱え、

仕事は例年通り、繁忙期を迎えました。

さばいてもさばいても減らない書類。

常に〆切に追われてる強迫観念からか、時計を何度も何度も確認してしまう。

時間をかけている割には成果が上がらないのは、

休憩も取らずに単調な作業を延々と続けているから。

わかっているけれど、手を止めることができない、〆切に間に合わない、

その悪循環。


ほとんど毎日終電で、もう気持ちも折れかけてた。

けれど、鳥取へは行けなくなってしまった。

ふさぎ込んでた気持ちや心をそっと開いてくれたのは

一緒に過ごしてくれるお友達たちだった。

バランスバランス。

平衡平衡。

ありがとう、ありがとう。