江東シーサイドマラソンの10kmの部に出場し、
無事完走いたしました。
タイムは1時間7分前半。
5km35分、10kmを1時間15分で走りきることができなければ失格。
5km地点においては、その場で競技終了してください
という、厳しい時間制限は都市部の交通事情を反映しているのでしょうか。
普段キロあたり8分くらいをかけてのんびり走ってる自分が
いきなり大会本番、7分を切る時間で走ることができるかどうかというプレッシャーで
大会当日の朝は4時に目が覚めてしまった。
それからうつらうつらしたものの、結局、
会場に向かう電車の中でも眠ることができなかった。
スタートから5kmまでは無我夢中で走っていたので、あまり記憶がない。
景色や空気を楽しむ余裕さえ全くなかった。
5kmを時間内で走れたときのうれしかった心地は語りがたい。
そこから本当の私の初めてのマラソン大会が始まったような、そんな心地すら。
後半の景色は変化がなくいささか退屈ではあったけれど、
5kmのプレッシャーが外れたとたん、体が自由になったかのように軽くなり、
いつものペースで走ることができるようになっていた。
心地よい気分で走り続けていると、スタート地点の競技場の敷地が近づいてきて
和太鼓が聞こえてきた。
すると、とたんに安心してしまったのか、体がズシンと重たくなり、
ゴール地点に着く頃にはへろへろに(苦笑)
トラックの地面がこんにゃくを蹴っているかのように前にすすまない。
やっとの気持ちでゴールをしたとき、時間内で走りきれたことの喜びで一杯だった。
走り終えた仲間とおちあい、それぞれのランの成果を報告し合うと、
やっぱりみんな、私が走りきれることを心配していたらしい(笑)
みんなとても喜んでくれて、私も本当にうれしかった。
偉そうにも、たった10km走った私がいま思うことは
目標がある人生とそうでない人生は違う、ということ。
次はハーフマラソンを目指そうと思う。