紅色ピンクと皇帝ペンギンのくちづけ

紅色ピンクとペンギンのくちづけ

やわらかくとがったくちばしを

つがいがそっと触れ合わす映像。


7月公開予定の[皇帝ペンギン]

この予告編が、思わず、ココロに絡みついた。

人間の出てるメロドラマなんかよりも

よっぽどリアルで人間的。

あまりに感動的で、どうにかやっとこ嗚咽をこらえた。


うんざりするよな映画本編を見終えて、

渋谷に向かうバスの中。

いつもは過ぎ去って行く左右の風景。

バスの一番後ろの席に座って

いつもは背にしているはずの風景を

飽きずに見続けてた。

なんか、不思議。

渋谷駅まで、運転手さんと

二人っきりのドライビング。


タワレコへ。

[TRACE / Spangle call Lilli line]

いちお、視聴機のヘッドフォンを耳にかけてみるけど

迷わず購入。

聴いてたら涙が・・・<マジ。

たまらーん!

ワンマン、絶対行きます、絶対。

6/6、スタパのぴあ売りはアウト・・・、ガーン・・・


寝る前にコレだけはしておかなきゃ!

と思ったことをやる。

電話。

福岡に。

行ってらっしゃい。を言うために。

ホントウなら、わたしが励ます側のはずなのに

彼女からは色んな気持ち、もらいっぱなしだ。

一般の人は、こういう温かさに気付かず、スルーしがちだ。

けど、彼女は違う、そして、彼女から話を聞く事ができた私も

そうでありたいと願うのだ。

信じあう気持ちが、この言葉を、

邪気なく、彼女に送ることを許す。

「がんばって、いってらっしゃい」

わたしはわたしをがんばろう。いってきます。

だれにも平等にやってくるはずの四季が

虫食いのよに三季になる。

その2つめの季節の終わりを、

山桜が、紅色には届ききらない

美しいピンクでつつんでた。

大丈夫。

もう、じきに、秋がやってくるよ。