秩父へ

金曜日、突然、旅したいね

なんて話になって、仕事を終えてから、

関東近郊でふわりふらりとゆける場所を考えてたら、

わりとすんなり、秩父に行きたいって、希望が出てきた。


SCLLのボーカルのかなさんの日記で気になってた記事。

http://niniplus.blogspot.com/2009/08/maple-in-chihibu.html


ちちぶまゆを求めて、いざ秩父へ!



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11時池袋出発といささかのんびりしすぎた(笑)


せっかく、普段行かない池袋まで足を伸ばすので、

すずめ屋さんというどら焼き屋さんに寄り道。


西武池袋線に乗って、飯能まで。

そこから西武秩父線という単線の電車に乗り換えて、

のんびりのんびり目的地に向かう旅。


幾日か前に降った雪が残る雑木林や民家の屋根を通り過ぎ、

次々訪れるトンネルをぬけると、

その度に雪の白さが濃さを増してゆくようだった。

あぁ、そとは寒いのだろうな。


その想像は間違いではなかった(笑)

西武秩父駅に降り立つと、東京とは違ったしんしんとした冷え方が

特に腰回りから体を冷やしてゆく。

あわててカイロを腰に潜めて、

秩父散策が始まった。


まずは最近、小麦粉を愛してやまない私たちは、

西武秩父駅近くの、Lapin Noirさんでパンを買うことから旅が始まった!

http://www.lapin-noir.co.jp/index.htm

ジンジャーデニッシュと、ネギみそのフォカッチャがおいしかったです。

ごちそうさまでした!


西武秩父駅から歩いてすぐに、秩父本線の御花畑駅という

非常にメルヘンな名前をもつ駅にアクセスすることができる。

春には最寄りの羊山公園に、シバザクラが見事に咲き誇ることが

この名前に由来しているそう。

その御花畑駅からすぐに、ちちぶまゆの中村屋さんが。

電車の乗り換え時間がギリギリで、

ばったばたしながらの来訪となってしまったことが悔やまれる。

いろいろお菓子あったの、みてみたかったなぁ。


秩父本線に乗り換えるとすぐに、工場萌必至のポイント、

セメント工場のコンビナートが連なっており、

それは壮大な眺めだった。


旅の最終目的地、長瀞

無事にたどり着いたのは14時も過ぎるころ。

ライン下りは冬期休業中ですが、

お船にこたつをのせた、ぽっかぽか舟という、

観光周回船が出ているとこのことで、乗ってみる事に。

荒川のこの時期は水量も少なく、とても穏やかな流れ。

幾重にも重なり合うように形作られた岩場は岩畳と言って、

天然記念物に指定されているそうな。

対岸の岩場には、流れる水が作り出したつららが見事に。

それらが陽を受けて、カシャンという大げさな音をたてて崩れ落ちる様子を

目の当たりにしたりすることができた。


続いて、1月末から咲き始めるロウバイ園があるという、宝登山ロープウェイに乗車!

くれゆく長瀞の街を、冬の透明の空気が、だんだん赤く色づいてゆく様子や、

空の色を写して、ブルーのグラデーションを織りなす山々。

ここにも先日の雪がまだ残っており、所々、白く薄化粧の山の景色を楽しむことができた。

あいにくだったのは、ロウバイがまだ2部咲きであった事くらい。

満開に花開く頃、それは美しいのだろうなぁ。


本格的な日暮れが始まり、寒さに打ち震え始めたので、進路を一路東京へ。

歩きくたびれたのか、帰りの電車はすっかり寝落ちてあっという間の池袋駅


あぁ、時間をかけて、距離を移動するって言うだけで、

どうして、こんなに、気持ちがわくわくするのだろう。


そんな旅はできるだけ、沢山する方がいい、

だって、それだけワクワクの機会を増やす事ができるのだから、人生の。


次は春の日光か、房総を狙っているところ。