Taicoclub ’10 @ 長野県こだまの森キャンプ場

f:id:syncream:20100606071813j:image

f:id:syncream:20100606071820j:image

f:id:syncream:20100606071829j:image

f:id:syncream:20100606071838j:image

f:id:syncream:20100606083034j:image

f:id:syncream:20100606085514j:image

長野県のこだまの森キャンプ場で開催された

Taico Club 2010へ行ってきました。


(※DJ KENTARO )

クボタタケシ

Dosh

(※Matthew Herbert’s)

トクマルシューゴ

DEDEMOUSE

MiceParade

kettel

(※NicktheRecord)

(※Frying Rhythms)


相変わらず、フェスに行くと見るアーティストが少ないのは、

体力が無いのと、近頃みんなに会えるのがうれしすぎて

そちらを優先してしまいがちなのが、どうにも(苦笑)


ガッツリみたのは括弧とじ以外のアーティスト。


いささかTaicoの他メンツから見ると異色なクボタタケシ氏ですが、

去年のアクトでも、以前、SOWで見たアクトでも

最高の選曲で私を踊らせてくださったので、

毎度楽しみにしているのは内緒(笑)


だから、こっそり一人で見に行ったけれど、

みんなと見られたらもっと楽しかっただろうな!


野外音楽堂にたどり着くと、

山下達郎さんの"高気圧ガール"の女性のカバーがかかってた。

帰宅してから調べたところ、明智ハナエリカさんという方が歌ってるそう。

http://www.myspace.com/hanaeryca

その後も定番の山下達郎のLove Island、the boomの風になりたい

などがとどまること知らず弾丸のように流れてきて

まるで赤い靴状態(笑)

日が暮れはじめるころにくたびれ果てたので、

そろそろと、メインステージに移動。


Dosh、初めて見ましたが、

不思議な編成。

ベースとドラムに打ち込み???

おまけにベースの方は、サックスを吹いたり、鍵盤弾いたりと多彩。

ロディアスな雰囲気に、普段エレクトロニカとか聞くと退屈してしまう私ですが

宵の始まりにこれほどおあつらえ向きな音は無いなぁ、

ときもちよく左右に体をぶーらぶら。


そして、この頃からどんどん冷え始めたので、

体を暖めるためにボルシチを食べたら、

サワークリームとのマッチングがすばらしくて

しかも温かくて、ほんと幸せ感じた。


Doshのアクト終了後、メインステージに戻ったら、

一緒に着ていたお仲間さんとはぐれてしまったので、

待っていればだれかくるかな???

と、ぺたりとステージの前に座り込んでいると、

肌にアスファルトから熱を感じる。

昼の間に暖められた熱気が伝わってくる。

遠い東京の、あの熱い熱い夏を思い出すけれど、

この寒さの中ではその暖かささえ心地よく感じて、

なんだか変な気持ちになった。


トクマルさんを観に野外音楽堂へ続く山登り。

勾配がある坂と階段なのでたどり着く頃にはけっこうなダメージ。

それと、トクマルさんのライブと言えば、

去年朝霧で見た、青空の下のライブのイメージがどうしても強くって、

寒さと疲労でいささかボンヤリしながら聞いてしまったので、個人的に私が残念。

でも、野外音楽堂の周りを囲む

せいの高い木々が、まぁるく空を切り出してて、

天然プラネタリウムを作り出していて、空に恋しそうになった、ほんとに(笑)


トクマルさんが終わるとMiceParadeまで休みます宣言の人が続出したのでw

一度テントに戻り、DEDEMOUSE待ち。


すいません、個人的にメインアクトだったんです(笑)


dancing Horse On My Notes

my favorite swing

sweet gravity

journey to freedom

light night dance

like your magic


こんなもんかな???

ニューアルバムから盛りだくさんやってた印象。

Dancing~をいつも冒頭にやるのは反則だと思うんです。

踊り疲れるじゃないですか、いきなりw

聞きたかった曲を丸ごと聞けて、本当に幸せな瞬間でした。

Taicoの神様に懸命にお礼を言いました。

本当に、本当にどうもありがとうって。

でも、いささか、ツインドラムに飽きてきてて、

なにか違う切り口で何か面白いことをはじめてくれないかなぁ、とか、

思ってたところだったので、

今日はギターのサポートの方が入っており、

なかなかニヤニヤするフレーズをひいてらして新鮮な雰囲気だったなぁ。

最近ライブの最後がlike your magicな事が多い気がするのだけど、この曲ほんとにすき。

アレンジが違いすぎて、今回のアルバムに入ってることに気がつかなかった(笑)


DEDEさん終了した後は私も仮眠!

ほんとに寒くなってきたのでちゃんと寝袋に入ってしばし就寝。

どうにか友人に起こしてもらって、

MiceParadeを見に、野外音楽堂へ!

音楽を聞くとき、目を閉じて聞いてることが多いのと、

1曲目の曲が比較的ゆっくりとした曲だったこともあり、

編成とか全然気づいてなかったんだけど、

となりで見ていた友人が、ツインドラムスゴいねー。

とゆうてて、ハッとして目を見開いて、

ドラムの調べに耳を寄せると、

ほんとスゴい、思わず、オヴォーーーーとか

分けのわからない歓声をあげてしまった(笑)

ニゾンのツインドラムとか意味がわからない。

迫力あり過ぎだし、息が合い過ぎだし、気持ち悪いくらいにかっこいい。

帰りの車であの曲が入っているアルバムを教えてもらった。

聞いてみようかな。

night wave、この曲が聞けるなら、もう一回ライブ行ってもいいなぁ。

と思った。


はてさて、ヘッドライナーのオウテカが始まる頃には、

多くの人が寒さにめげてたはず。

すこしのぞく程度にして、テントに戻って聞きながら就寝。

演出上ステージはおろか、売店の照明まで消しきっての

完全暗闇の中のアクトで、ますます空の星の光が

私たちの近くまで降り注ぐようになったかのような気持ちになった。


フェス会場の朝は早い、

その上、会社へ行く日の朝のような忙しさ、慌ただしさで時間が過ぎるとおもう。

あの瞬間だけは時間の流れ方が歪むような気がする。

そんなで、いそがしく身支度を整えて、野外音楽堂へkettelを見に。


一番聞きたかった曲が聞けなかったのが残念だったけれど、

ソフトクリームはおいしいし、自然と集まってきた仲間達みんなそろって

気持ちのよい音楽を聞いてにっこにこの日曜日の朝っていうのが

しあわせの形がはっきりみえたようなそんな気分。

でもこれが終わると、

こだまの森にさよならを告げなくちゃ行けないのがさみしくてさみしくて

かえりたくなーーーい、かえりたくなーいを連呼しながら

テントサイトに戻り、帰り支度をはじめ、こだまの森を後にしました。


来年もみんなできたいな。


でもって見事にsoftbankが死んでいたので、

友人知人仲間に合うのは偶然の神様頼りだったにも関わらず、

同じ釜の飯(音楽)を食べる仲間とは不思議で、

テレパシーで呼び合うの?って勢いで、

かってに同じ場所に集まってくるもんで、ほんと不思議。

ソフトクリームなめながら、そんなことを思った。


みんなみんな本当にありがとう!

わたしと過ごしてくれた、楽しい時間をくれたみんなが、

今日以降、にこにこ、幸せでありますように。。。