先日、トニー滝谷を見ました。

二役を演じていた宮沢りえちゃんの

空気感というか、存在感が

とてもよかった。

こんなに沢山の上等なおようふく、

見たことが無かったから、、、

といって泣くシーンは圧巻。


そんな風に、

男性にとって、

特定の女性が身につけていた服などといった

具体的なイメージは

悲しみの連続を呼ぶんだろうなと。


先日SAKEの席で、

彼のお腹の匂いが好き、

抱きしめたときのTシャツの匂いが好き、

(トレーナー地じゃダメなんだって。)

なんとかさんの香水が好きとか、って話になって、

女性にとっては、

匂いとか、雰囲気とか、

抽象的なもっと感覚的で概念的なものが

悲しみの連続を呼ぶんだなと、

ちと思った。


小川洋子薬指の標本がフランスで映画化されたのが

去年だか一昨年だか、DVDが出てたので

レンタル屋で借りてきてみた。

小川洋子は何かを失った時に感じる、

いいようのない悲しみを描くのが本当に上手い。

映画は小説の世界観をとても真摯に表現してたけれど、

何か物足りない印象になってしまったのはなんでだろう


ところで

主人公の女の子の服が

ものすごく可愛かった

絹色のワンピースが欲しい

映画と小説は女の子目線のストーリーだけど、

薬指の標本と、トニー滝谷

似たニュアンスの男の悲しみが描かれてるおはなしかも、と思った。



やっと太陽の光に恵まれた週末なのに

桜の花びらを失ったこの街はちっとも悲しそうじゃなくて

悲しいのはわたしだなと、

2.3度水にくぐらせて、肌に馴染みよくなったシャツと素肌の間に

風を感じながら、ぼんやり思った


2キロ太りました


本当はココに言葉を綴ることをやめようと思ってました

けれど、そう思って離れてみると、

まだ綴りたいことはあるかもしれない、

って、思い直すこと幾たび。嫌な癖。

理由なんかはもうわかんないけれど、

そんなこんなで5年以上も続いている、この異常行動、

おそらく固定客さまは古くからこのtextを読んでくださってる

あなたや、あなたでしょう。

ありがとう、そっと見守っててくれて、ね。


さて、

今日も何かを感じに出かけよう、か、と。


アメアパのサーマルは

ものすごく着心地がいい。